2005年04月08日
たまには真面目なことを論じてみよう
さきほど,会社からの帰りの電車でのことです.総武快速線に千葉から座って,当然のように寝ていたのですが,突然“8時だヨ!全員集合”そのまんまに,網棚から自分の頭に物が落ちてきました.見ると,リクルートが発行しているフリーペーパー(無料雑誌)“R25”でした.今日は日中の仕事中から機嫌が良くなかったので,落ちてきた瞬間非常に頭に来たのですが,それでも床に叩きつけたりすることなく,折りたたみまして,車内美化のために電車を降りたらゴミ箱に捨てよう(←おお,鉄道屋の鏡!)とそのまま東京駅まで持っていました.
それで,電車を降りて捨てようとゴミ箱を探したものの,駅構内にはぜんぜんゴミ箱が無くて,結局家まで持って帰ってくる羽目になってしまいました.それで,帰宅途中にふと考えていたのですが,このような無料で手に入る雑誌が最近増えているわけですが,これって環境対策やゴミ対策の面で非常に優しくない傾向だなと.つまり,
無料で手に入る
↓
多くの人が手に取る
↓
無料で手にはいるから,購入した雑誌に比べて捨てることに抵抗がない
↓
多くの部数が出回って,ゴミになる
↓
ゴミが増え,森林資源の無駄遣い…
という論法が成り立つのではないかと.たしかに,広告収入で出版費用をまかない,読者に対して金銭負担をさせないという手法は,情報を広める上で有効な手段とも言えますが,情報を伝達する手段は紙以外にも様々なメディアが発達している昨今,このようにゴミをいたずらに増やし,森林資源の保護に逆らうような行為は止めるべきではないかと思った次第です.それに,このごろはテロ対策やら何やらで,公共スペースに設置されるゴミ箱の数も減っているだけに,美観を損ねることにもなるわけですし.
投稿者 とざわ : 2005年04月08日 00:00
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