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2010年04月17日

土木技術の活用法

何度も書くように,ワタクシは土木屋.とうぜん,会社の上司も同僚も土木屋ということになります.そんな中には土木の技術をそれ以外にも応用しちゃうような人もいたりします.

よく,サラダバーというのがありますね.いまの会社の社員食堂にもありまして,器に盛り切りで150円なんですが,1回盛り切りなのでたくさん食べようと思ったら,効率よく盛るしかないわけで,そこに土木の考え方を応用するのがワタクシの上司.かつては中日ドラゴンズで4番を打っていたというウワサもある人物だったりします.(爆)

サラダバーを器(小型のサラダボウル)へ盛るのに,
 1.ポテトサラダを底に敷くことで基礎を作る.
 2.周囲にレタスの葉を並べて土留めにする.
 3.もういちどポテトサラダを入れて根固めをする.
 4.レタスの内側に1/8切りのトマトやスティック上のキュウリを並べ,剛性を高める.
 5.真ん中に千切りキャベツやオニオンスライスなどの安定性の低い素材を盛る.
 6.上にゆで卵の1/4切りをのせてカウンターウェイトにする.
 7.コーンは盛りの途中にあると辷り面を形成するので一番上にのせる.
などの方法で,器の大きさを遙かに超える分量のサラダを盛ってきて食べてます.

で,その上司曰く,
「トマトが1/8切りじゃなくてスライスになっていて,アスパラがあればもっと盛れる」
と言います.なんでも,上記の「2.」に替えて
 2’.アスパラを器の底のポテトに差し込んで親杭にして,トマトスライスを横矢板にする.
ことで親杭横矢板方式の土留めになって,さらに安定性が増すかららしいです.

こういう上司にはかなわないなぁ.....

投稿者 とざわ : 2010年04月17日 22:51

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コメント

健康のために,みなさん野菜を食べましょう!

ちなみに,慣れないと土木工学的盛りつけもなかなかうまくいきません.

投稿者 と : 2010年04月21日 00:48

大変興味深く読ませていただきました。
自分の前の職場のビルにあった社員食堂でも、この手のサラダバーがあり、ときどき信じられない高さまでサラダを盛り付けている方を目撃したことがありましたが、なるほど、このような工法?を取っていたのですね。
そういえば、氏名札に「設備部」とあったような・・・

投稿者 大滝の五郎蔵 : 2010年04月20日 20:15

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