2004年8月24日

 あっという間に最終日.普段仕事しているときの4日って長いのに.

 で,前日は高野山準別格本山“恵光院”の宿坊に泊まったわけですが,21時に寝てしまいました.静かだし,Air-H"の電波は入らないし,疲れもあったし.

 そんなわけで,ばっちり8時間半寝て,5:30に起床.冷房もつけず(というか,設備がない),窓も開けず,布団をしっかりかぶって寝たのって何時以来? 起きてもぜんぜんだるくありません.


 で,朝の“おつとめ”と,“護摩焚き”に参加しました.宿泊者は個人の宿泊者は全員参加だったらしい.もっとも,大多数の洛南高校の生徒は,ランニングだったらしい.

 “おつとめ”は,本堂で住職以下お坊さん全員がお経を唱えるのを,正座して聞いているもの.で,途中でお焼香して,最後にご本尊の大日如来像・弘法大師像などにお参りをしておしまい.約30分.
 何言っているのかサッパリ判らないし,いろいろな仏像のどれがどれだか何も判らないけど,まあ雰囲気に浸るってことで.

 ”護摩焚き”は,護摩焚き堂に場所を移して,お坊さんNo.3が太鼓を叩きながらお経を唱えて,住職が護摩を焚くのであります.これまた,何を言っているのかサッパリ判らない.で,すべて終わって,火も消えたところで,そのありがたい煙をいただいてから,毘沙門天像などなどにお参りするしておしまい.約30分.意味はわからないけど,ビジュアル的にインパクト有り.外人受けするかもしれない.

 で,当然のことながら,ここまでのイベントの写真はないです.

 そして,すべておわって7:40から朝食.護摩焚きを終わって部屋に戻ると準備済み.前日まで2日間の朝食とは大違いなメニューですが,おいしくいただきました.関西圏だからか,納豆が出ないのはvery good.


 朝食後,事務所で精算を終えて,前の通りに出たところ.一見普通の田舎町です.
 でも,衣料品店で扱っている物に法衣があったり,石屋がやたらあったり,ちょっと普通とは違う.


 高野山には100を越える寺院があるので,とても見切れない.なので,総本山金剛峰寺だけはみておこうと,向かった次第.平日の朝なので,すいてる.

 ちなみに,四谷大塚で日本史を習って以来,かなりあとまで高野山には金剛峰寺という大きな寺が一つだけ有ると思いこんでいた私だったり.


 金剛峰寺を見終えて,バスで高野山駅へ.ここにも自動改札があるわけで,スルッとKANSAIも使えるわけね.ということは,そのうちここもSuicaでOKに・・・・・


 駅舎の2階.待合室兼展望台になってます.(ほかにも,「第2会議室」とか「宿直室」なんて扉もありましたが・・・・・) で,橋本方面を1枚.
 室内に写真展示いろいろあり.


 10:09発,なんば行急行.(に極楽橋で接続するケーブルカー)


 ケーブルカー車内から.いちおう,万が一のために並行する道があるはずだよなぁ・・・・・・


 極楽橋駅にて.ここが駅の改札.どうみても通用口.駅の外へ出る勇気なし.


 極楽橋にて.乗車したなんば行急行と,駅の周囲を.とりあえず,入口に軽自動車が止まっているところをみると,車で駅に到達する手段はあるらしい.

 この電車で橋本まで.いやー,スピード出ないっすね.


 橋本にて,下りのこうやが来たので.あくまで“高野山・極楽橋行き”なんですね.


 橋本で,和歌山行きに乗り換える間,何となく.


 橋本駅1番ホームの待合室ですが,“ゆかいな図書館”だそうで.

 こののち,11:30発の和歌山行きで和歌山まで移動.なんか,車窓は関東で言う水戸線とか両毛線のような雰囲気.要するに面白味に欠ける.


 和歌山からは貴志川線へ.ここで乗っておかないと,永遠に乗れなくなるような気がしたので・・・

 乗っているときは晴れたり曇ったりでしたが,貴志での折り返し時に晴れてくれたので良しとする.
 貴志滞在5分でそのまま折り返し,ふたたび和歌山へ.

 和歌山で昼食後,またまた105系2連で和歌山市へ.これで紀勢本線完乗ということに.

 あとは帰るだけ.
 和歌山市からは特急サザンの指定席車で新今宮,さらに大和路快速で大阪,201系京都行きで新大阪と移動.このあたり,写真が全くない.


 新大阪で乗車予定ののぞみ144号まで30分ほどあったので,うろうろしていて見つけたもの.東海さんも関西ではこういう商品を売ってるのね,と妙に納得.


 新大阪のホームにて.お懐かしゅうござる.


 のぞみに乗る前に,ホームで買った麦茶なんですが,製造者名を見て「What ?」とか思ってしまった.

 のぞみ車内では・・・・・このえにっき作ってました.


 これで,4日間の紀伊半島横断はおしまいです.プチ夏休みもあっけなくおしまい.
 もっとあちこち動いていたいと思うわけですが,旅行というもの,そういう感じで終わらせるべきものかもしれません.それによって,次はどこへ行こうかという気持ちで,日常生活にも張りを持たせられるんだろうから・・・

Finished.

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