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2008年09月28日

九州周遊旅行3日目 たまにはローカル線で駅弁を

7時に起床.なんか疲れ残ってるなぁ.....というのが偽らざる感想.
それでもシャワーを浴びて着替えて,バイキングの朝食をいただいて8時くらいにホテルをチェックアウト.三脚とザックはコインロッカーに預けて,まずはカメラバッグ1つで改札を入り,8:33発の宮崎空港行きをホームで待ちます.天気は雨,写真を撮るものも少なく.....


2番線に到着したRED EXPRESSを撮りましたが,特に意味はありません.
さわやかライナー3号として到着した485系5連に乗り,8:33に発車しわずか9分で宮崎空港着.ここは故宮脇俊三氏が存命中,唯一乗車できなかったJR線でもあるらしい.まあ,田吉で日南線から分岐して,ちょろっと高架を走れば着いてしまうわけで,面白いとか面白くないとかの議論にすらなりにくい路線ではあります.


空港駅について,ホームから駐機中のスカイマーク機がホームから丸見えだったので撮ってみました.ホームでそんなことやってたら,改札が終わってしまっておりました.... 列車を降りたらさっさと改札を通れってか?


空港ビルにも行ってみました.展望デッキから駐機中の飛行機を撮影するのはとりあえずお約束みたいなもんで,別に珍しい機材がいるわけではありません.
ちなみに空港ビルは,ローカル空港のそれですけど,明らかにいわて花巻空港より活気がありました.(超いみなし) それと,おみやげ売り場ではこの人の似顔絵密度が高かったなぁ.
その後駅に戻って9:19発の延岡行きで宮崎駅に戻ります.こんどは713系サンシャイン編成2連です.登場以来20数年,初めての713系乗車であります.特にどうってこと無いですが,あのロングシートは座りにくそうだなぁと思いました.クロスシートは485系の発生品ですので,まあ普通といえば普通なんですが.

宮崎に戻っても雨.知事の仕事場を見に行く気もしなくて,時間つぶしにミスドでコーヒー.(よわ)
その後駅弁を買って,荷物を取り出して,ホームに上がってしばし待つは10:39発の日南線志布志行き.10:30頃にキハ40が1両で回送されてきまして,乗り込みます.


10:39,定刻に宮崎を発車,田吉までは先ほどと同じルートを進みます.車内は1両と言うこともあるのか,座席も6割方埋まっている状態で,自分も荷物はすべて荷棚に上げる必要がありました.
途中の運動公園駅でかなりの降車があり,車内は空いてきます.それっぽいウェアの高校生が続いて降りていくところを見ると,なにか試合でもあるのかな.しかしその中のある高校生が来ていたウェアに刺繍された難しい漢字を見て「!」と反応してしまい,さっそくiPhoneでgoogle検索したところ.....こんな学校があったのか! 何だかなぁ.


北郷を過ぎて,いよいよ車内の乗客も少なくなってきたところで,駅弁をあけます.宮崎名物椎茸めしとのことで,買うときに2種類(普通と上等)あったんで,上等を選んだのですが,実は日南線に乗ってからちょっと失敗したかもと思っておりました.というのは,テーブルのない車内で2段重ね弁当をどうやって食べようかなと.....(「普通」は一段の容器)
でもまぁ,普通にボックス占有状態になったので,特に問題なく食事できてしまいました.特に珍しい食材はありませんが,まあまあのレベルの弁当だったのかなと.奇をてらっていないのが良い方向に出ていると思います.
車窓を眺めつつ駅弁を食べていて,実はボックス席で車窓を眺めながらの駅弁というのも,記憶にないくらいひさびさだなぁ,実はけっこう贅沢な時間の使い方かもなぁ....と妙な感慨にふけってしまいました.

そして,建築限界管理がまったくなされていない路線をバキバキ音を立ててキハ40は進み,鹿児島県に入ります.


終点志布志着.無人駅.国鉄時代には市の中心として今よりは活気のあった駅前なんでしょうけど,今となっては.

ここからは大隅線に乗り換え国分へ....と行きたいところですが明らかに無理なので,大隅交通ネットワークのバスで国分へ抜けます.鹿児島空港行きの急行バスが,途中国分駅を通るのであります.さすがに周遊きっぷを持ってはいても,日南線を宮崎まで戻ってから鹿児島へ行くのはロスが大きいので...
1時間半ほど,大隅半島の根っこの部分を山越えして,15:30定刻に国分に到着しました.

国分発15:36のローカル列車に乗ります.といっても隣の隼人行き.(藁)


隼人ではホームで時間つぶし.

隼人から特急はやとの風に乗れば,鹿児島中央まで一番早く着けるわけですが,これには乗りません.もともと帖佐か重富で日豊本線を撮ろうと考えていたのでありますが,天気が天気なので撮影はやめて,竜ヶ水駅を訪れることにしました.言わずとしれた平成5年の大雨で土石流によって列車もろとも流された駅です.そういえばあの夏,九州11泊12日という今では考えられないことをやっていたのも今となっては思い出の一部.
隼人から次のローカル列車に乗るわけですが,何のことはない,さっき国分から隼人まで乗った編成がもう一回国分まで戻って,鹿児島中央行きとして折り返してきただけ...


で,これが問題の(?)竜ヶ水駅の駅舎です.何駅なのかどこにも書かれていません.これがこの駅の性格を如実に物語っているような.


駅全景などなど.山が海のすぐ手前までせり出している地形で,どうせ表層土は火山灰系でしょうからねぇ.....
それにしても,雨の日にこの駅に一人でいるのって,実は危険なことのような気がしてきました.時すでに遅しですが.


下りホームには災害復旧記念碑も建てられております.土石流の中に混じっていた岩石を素材(碑石・台座とも)に用いています.
ここに書かれていること,ちょっとプロジェクトXと違うような気も.どっちが本当なのか,どっちもそれなりなのか,ってなもんでしょうか.


ホーム側から駅舎を見てみる.こちらには「竜ヶ水駅」の駅名票が見えます.けどねぇ.....


次の鹿児島方面行きを待つ間,特急きりしま89号が通過したので撮影.しかしこのドン曇りの17時前に,ISO1600・S=1/500・F:2.8で撮ったカットですが,雨粒にヘッドライトの光が当たってしまってはおりますが,ちゃんと見られる写真bんいなってるもんなぁ.フィルムだったらぜったいこんな写真撮ってないだろうけど,これがデジタルの強みなのか...

後続の仙台川内行きローカルにて,鹿児島中央へ移動.日曜夕方でしたが,この列車は混んでいました.まあ2連だからということもあるかもしれませんが...


鹿児島中央にて,快速オーシャンライナーさつま4号の形式写真なんぞ.これくらいしか撮れるのがなかったわけですが.

このあとホテルにチェックイン.1045-89なわけですが,旅行中日に1045に泊まるのは,重要な意味があります.それは.....洗濯をするということだ.(藁)

投稿者 とざわ : 2008年09月28日 23:30

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