2011年05月24日
フランス2日目
※このエントリは大幅に後から作成しております.
フランス2日目.今日からが旅行本番というところです.
朝は8:15にロビー集合なので,なんだかんだで6:30には起きる必要があります.そんなわけで前夜目覚ましをセットし,途中時差ぼけで何度か目が覚めつつも寝て,寝坊しないで済みました.朝はレストランでバイキング形式の朝食で,おかずのあるアメリカンブレックファーストが用意されています.この先毎日,スクランブルエッグとかベーコンとかが続くわけですが.
そして集合時刻に遅れるメンバーもおらず,このあたりはさすが日本人だなぁなんて思いました.
この日,午前はロワールの古城巡りになっていまして,実際に城の中を見学するのはシュノンソー城なんですが,その前にいくつか城を見て回ると言うことでした.
まず最初はメナール城.ロワール川対岸の道路からちょこっとバスを降りて眺めるだけですが,なんか手前に川が流れてて,向こう岸のちょっと高いところに古城が横向きに見えてるって,すごく典型的な風景な感じがしていました.
あと考えていたのは,目の前に城があるけど謎を解いて川を渡る手段を得ないと前に進めないというドラクエ的発想だったりして…
次はシャンボール城.一番大きな城だそうです.これは中には入りませんでしたが,バスは駐車場に駐めて,敷地内を散策する形での見学です.
こういうシンメトリーな建物はどうしても中心から写真を撮りたくなって,今後旅行中に何度となくシンメトリーにこだわるシーンが続きます.
あと,ツアーのメンバーの中でデジタル一眼を持参しているのが自分しかいないってこともこのとき判明.ひとりEOS5DmarkIIを振り回して目立ってしまった.
こちらは敷地内にある橋.やはりアーチ橋なんだなー,フランスは本当にアーチ橋が多いなぁと前日の移動のバス車中から思ってました.
次はまたバスに乗って移動.
これもロワール川沿いの駐車場にバスを停めて,ブロワ城.手前の橋はやはりアーチ橋.
この写真を撮るときに,白レンズ(70-200/2.8L IS)を付けたりしてて,いやがおうにも目立ってしまったわけであります.「プロの写真家の方ですか?」なんて聞かれて,「ぜんっっっぜん違います!」と答えるわけです.
ブロワ城を見たり記念写真を撮っているあいだに,道路上に馬車が来たのですかさず撮影.そんなことやって無駄に走り回るからひとりで目立つ目立つ.
そして城の中まで見学するシュノンソー城.川の上に6連のアーチが描かれる美しい城です.
しかし天気がいまいちなのと,修理工事中なので一部仮囲いが組まれているのが残念.(←クレームが出ないように,事前にパンフレットにも記載がありましたが)
そして城内の見学に行くわけですが…
人大杉.
ちなみに何の部屋だかほぼ忘れました.スルーガイドが添乗員と別に付いているのにねぇ…
長い通路のようなところですが,ここの意匠がなんとなく気に入りました.
そして地階にもぐって城の台所もここは公開されてます.こういったスペースが公開されるのは非常に珍しい事例だそうな.
こういったところに,謎解きのキーパーソンがいたりするのはドラクエ… 考えることがレベル低いです.
他にもいろいろな部屋があり,まじめに見ればここだけでも相当な時間を要すると思われ.
それにしても人大杉なわけで,比較的ジャマされないで撮れた写真だけここに公開.
外は庭園が整備されておりまして,こちらも見る価値ありだと思いました.ちょっと季節的に花が少ない感じはしましたが…
併設してレストランもあります.それも昔の城の建築の一部を活用してのものなので,日本人的には風情ありなんて思ってしまうわけですが.
で,バスに集合の時刻も定められているので,駐車場へ戻りながら何枚か撮った写真を.
そして林の中を抜けていくわけですが,新緑が透過光で爽やかです.
といいつつ,明治神宮の参道を連想しているワタクシでしたが…
そして駐車場戻って,個人的にもうひとつ見学したかった場所.(笑)
シュノンソー駅です.駐車場にバスが止まったときに,見学箇所追加認定でした.(^^;; 無人駅で,手前の線のホームは撮影位置の後方にあって,名鉄なんかにありがちな千鳥配置の相対式ホームです.
で,時刻表.
大船渡線級のローカル度ですな.(^^;;
しかも曜日によって走る列車が違うという…
ここで,在来列車がまだ30分くらい来ないので撮影は出来ないな… と判断して,バスに戻ったんですよね.
で,バスに戻った途端になんかサイレンの音.実は写真を撮った位置は踏切でして,「ひょっとしてあれ踏切警報音?」とか思ってダッシュでとって返したのですが… 4両編成の特急が目の前を通過していきました.写真撮れませんでした.(泣)
そしてバスに乗って昼食場所へ.ここは石切場跡の洞窟を活用したレストランで,ここの石窯で焼いたパンを食べられるのがウリ…らしいです.
店内.確かに洞窟.日本のような地質の場所だと,こういうレストランは難しいかも.
これがそのパン.切り込みがしてあって,レタスと挽肉のパテみたいなの(コロッケの中身を連想するような感じ…)を挟んで食べるのですが,なかなかおいしかったです.パンが温かいのもよかったと思います.
正式な名前は忘れましたが,牛肉の赤ワイン煮.この地方の家庭料理ということでしたが,肉が軟らかくて美味.
大皿からめいめい取って食べてるので,お皿に一切れしか写っていませんが,決して食べかけを撮影しているわけではなく…
そして,このときはツアー主催のANAセールスから飲み物が事前に入れてあって,ワイン赤白やソフトドリンクが飲めました.自分は赤ワインばかり飲んで,昼間っから酔っぱらいましたが.
ここからは一気にバスでモン・サン・ミッシェルへ移動です.だいたい4時間くらい.
ツアーの皆さん,ほとんどお休みモードでしたが,ワタクシは酔っぱらっているにもかかわらず寝ないで車窓をいろいろ眺めていました.じつは前日のSAに寄った際に,ロードマップを買っていたので,実際どこをどう走っているのか,バスの中で地図と見比べながらでした.車窓に線路が見えればチェックするし,途中ル・マンを経由したときには「あのレースのル・マンだぁ!」などと無意味に感動.
そして18時前にホテルに到着.メルキュール モン・サン・ミッシェルです.
チェックイン後,添乗員さんにつれられて,モン・サン・ミッシェルをお手軽に見渡せる場所(ホテルのすぐ近く)へ連れて行ってもらい,200mmで撮影.ちょっと逆光なんですが…
ここで何人の記念写真のシャッターを切ったことか.
食事から食事までのインターバルがやけに短い当エントリーですが,とにかく夜ご飯です.
ここは魚料理でした.前菜はカジキマグロのたたき.(ツナ缶ふう)
メインはノルウェー産サーモンの何とかライス添え.もちろんインディカ米ですが.
ちなみに,このほかにパンは当然あります.あとワインとシードルと飲みました.すぐ顔が赤くなることを皆さんに指摘されつつ,グラス4杯くらい飲んでましたね…
デザートはフルーツサラダ.写真撮り忘れました.
そしてこのあと,モン・サン・ミッシェルの夜景撮影です.このためにわざわざ三脚持ってきたんだから… と,島への道を途中まで歩きます.1.5kmくらいですかねぇ.
とはいえ,21時すぎにホテルを出て歩いてきても,なかなか日没にならないため,こんな夕景写真ばかり撮れてしまいます.
22:15くらいからライトアップがなされたのですが,それでも暗くありません.22:40くらいになってさすがに風も冷たくなってきて,眠いこともありまして,次の写真を撮った時点で引き上げることとしました.
最後に撮影したのがこのカット.実は色温度をいじってます.ホワイトバランスを「白色蛍光灯」に設定して,さらにアンダー目に露出を設定して撮ったのがこの写真.いわゆるタングステンフィルムで撮るのと同じ方法なんですが,ある程度の雰囲気は出せたのかなと.
80点くらいの満足度を得て,懐中電灯の明かりを頼りにウンチを踏まないようにしてホテルまで戻りました.(ここはペンギン村じゃねぇんだけど…)
投稿者 とざわ : 2011年05月24日 23:59
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