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2009年12月31日

年末のご挨拶

2009年も大晦日となりました.月並みではありますが,本年もまたたくさんの方にお世話になりました.簡単ではありますが,ここにお礼申し上げる次第であります.
振り返れば今年は元旦の宿直勤務でスタートし,5月には想定外の転勤で首都圏に復帰,そして仕事に追われてここまで来てしまったという感が強いです.仕事は常に期限に追われ,休みに何もする気が起きず....ということもしばしばで,果たして心豊かな生活が送れたかと言えば,正直どうかなぁと思う部分も少なからずあります.
趣味的には遠征回数もかなり少なく,撮影回数も延びていないのが現状です.特に銀塩写真の撮影回数は最小回数を記録しているはずで,すっかりデジタル写真にどっぷりはまっております.とはいえ,銀塩でないと真剣さに欠けるきらいがあるのもまた事実,ぜひ来年は月に1本以上はフィルムを使った撮影をしたいと考えております.

現在喪中でありますため,新年のご挨拶は差し控えさせていただきます.知り合いの方々へは年賀欠礼のはがきを送らせていただいているところでもありますが,なにとぞご了解くださるようお願いいたします.最後に,皆々様の来年以降のますますのご発展を祈念いたしまして,年末のご挨拶に代えさせていただきます.

最後に,(何の脈絡もないのですが)地元で撮影した夕暮れの写真を掲載して,締めにいたします.

投稿者 とざわ : 18:31 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月27日

銚子電気鉄道訪問記

暮れも押し詰まった最後の日曜日,13年ぶりに銚子電鉄を訪れました.来年には車両の一部が入れ替わりになる,ということもあるので一度(いや,最低二度)来ようと思っていたところでした.
まあ千葉在勤時代,銚子駅までは何度も来ていたのですがねぇ.....

6時に起きて速攻で出かける準備をして,西浦和6:38発の武蔵野線に乗車,南浦和で京浜東北線に乗り換え,東京駅へ.駅で朝食の赤飯弁当とお茶を買って,地下2番線に停車中のしおさい1号に乗り込みました.


しおさい1号.255系も登場以来15年を過ぎ,だいぶくたびれてきましたね.....

車内では乗ってすぐに弁当を食べ始め,錦糸町で食事終了.あとは車内改札が終わると,記憶に残ってる停車駅は横芝と旭くらいかなぁ.....という感じでほとんど寝て過ごし,定刻9:30に銚子着.


銚子駅で第2ホーム端部にある銚子電鉄乗り場へ.簡易suica改札にタッチしておきます.


ほどなく電車到着.元丸ノ内線の1001でした.現在は桃鉄塗装になっています.
折返し時間に乗務員室で携帯電話の操作に余念がない車掌から弧廻手形(1日乗車券)を購入し,電車に乗り込みます.
車内は25人くらいの乗車でした.ただし「まともな」乗客はごく数名だったようですが.....


交換駅の笠上黒生で下車しました.
下車の理由は....


これです.伊予鉄から移籍してきた800系(銚子電鉄2000系)です.元はといえばこの車両は..... 言わずもがなです.京王フリークとして看過できないわけです.
しかし留置場所を捻出するのも大変ですね.


笠上黒生駅舎の内部.渋いです.


カタギの方は線路内を歩いちゃいけません.


今となっては使われなくなってしまいましたが.....


次の列車は引退予定の801が充当されていました.ホーム端から望遠にて.
というわけで本日の運用車両はこの2両.必然的に801を中心に撮影することになりました.

この列車に乗って君ヶ浜で降りました.



海鹿島~君ヶ浜間でしばらく撮影.
しかし単行車ってのは走りの撮影が難しいんだよなぁ.....(要するに撮影下手ってことなんですが)

その後,歩いて犬吠駅方面へ移動.そして昼食にしました.


犬吠駅近くの鮮魚店経営のお店「島武」にて海鮮丼をいただきました.さすがに鮮魚店直営ですから美味いです.セットのあら汁とともに美味しくいただきました.
しかし料理の写真ってのは,コンデジで撮った方が美味しそうに見えるかもしれないなぁ.

その後歩いて外川駅へ行ってみました.


ちょうど801が停車していました.


駅舎.澪つくしの撮影地だったりしたわけですが.....


留置されている澪つくし号.もう走ることは.....


その後ふたたび犬吠駅方面へ歩き出し,駅間の踏切で撮影.


その返しは真横からの流し撮りをしてみましたが,銚子電鉄でシャッター速度1/60じゃ大して流し撮りにならないなぁ.....ということがよくわかりました.


次の外川行き.801が戻ってきました.


犬吠駅の駅舎.ここはどぴーかんがよく似合う.


銚子行きとして801が戻ってきました.



再び海鹿島~君ヶ浜間へ移動して撮影.
ただし午前中と違い,線路右側からの撮影になります.


合間に踏切を撮ってみました.
たぶん数年前の保安監査後に設置したと思われるわけですが,こうやって望遠・開放で撮ってみると,なんかミニチュアみたいで...


ふたたび撮影.ここはいろいろレンズを替えて遊べるはずです.

その後,日も傾きかけてきたので,君ヶ浜駅に戻りました.


駅にて.
なんかミニチュア庭園がいじらしいというか...


駅前にたたずむ猫.どっかの「たま駅長」と違ってさっぱり愛想がありません.

その後銚子行きに乗り,降りたのは仲ノ町.もちろん留置車両の撮影が目当て.
あらためて駅で入場券を買い,撮影します.


いやぁ,本当にグリーン車にしちゃったよ......というわけで,京王フリークとしては感涙モノであります.
いまどき冷房装置外してとは言えないけど,側面にK.T.Rのロゴを入れてくれるとか,差し込み式の行き先表示を復活させるとか.....だめ?
あと前照灯がシールドビーム2灯なのがちょっと...まあ晩年は実際そうだったからいいか.この車両は登場時からシールドビーム2灯でした...m(_ _)m

が,しかししかし.....


どひょーん.超怪しい.



その他,構内で撮影.とりあえず釣り掛け車(801,701,702)はもうすぐいなくなっちゃうのかな? 国交省から是正勧告を受けている車両だけに仕方ないか...
しかし801に乗りまして,木の床の釣り掛け車なんて久しぶりに乗りました.味があっていいんですけどね...

その後銚子まで歩き,駅前のマックでコーヒーを飲んで冷えた体を温め,16:38発のしおさい14号で帰りました.
帰りはグリーン車.普通車より寝心地はよかったぞ,っと.(笑)

投稿者 とざわ : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月26日

JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳

これは! と思い買ってみました.
ちょっと“業務資料”には厳しいかもですが,趣味として眺めるなら上出来ではないでしょうか.
特に,首都圏あたりはGoogle Mapとの違いが見いだしにくいですが,第2巻以降の「田舎」になれば現状では解像度が違うはずですし.
なんか全巻買え揃えちゃいそう.(汗)

ちなみにこのvol.1 東京支社管内編ですが,10ページに間違いがあります.

監修:今尾恵介
定価:(税込)1,260円
発売日:2009年12月18日
発行:学研パブリッシング
ISBN978-4-05-605762-1

投稿者 とざわ : 18:49 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月19日

週末だが

これより夜のお仕事に行くです.
浦和か…

投稿者 とざわ : 20:11 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月13日

関の沢橋りょうを歩く

大井川鐵道井川線を歩いてきました.
今回,接阻峡温泉~閑蔵間で工事施工のための運休を行うことになり,その期間を利用してのウォーキングを大井川鐵道で企画・募集したものに参加してきたわけです.

事の起こりは10日ほど前,大学同期のせ氏からのお誘いメールでした.二つ返事で「行く!」と言うことになり,せ氏に申し込み等をお願いしておりました.そうしてどうやって行くかなどの打合せをメールベースで進めていると,そのうちせ氏が風邪,ということになり,おららー,早く治さないとなどと言っていたら3日前になってもせ氏は風邪が治らず,医者に掛かったところ「A型インフルだー」などという連絡が.

んなわけで,自分一人で参加してきたわけです.

前日藤枝に泊まって,7:00に車でホテルを出発して千頭を目指します.しかし,ホテルを出るときに一応カーナビを千頭駅目的地でセットしたら,藤枝ICから東名高速に乗って静岡ICで降りて,R364を北上しろ等というルートを推奨してくるし.....
実際には藤枝BPから島田・大井川左岸を経由して向かいましたが.


千頭駅8:15到着.すでにそれらしい人が数名,駅舎内におられました.
たぶん電車で来た人ですね.

しかし天気いまいちなのが残念.


8:30から井川開発事務所南アルプスアプトセンター庁舎前にて受付開始.4500円を払って切符とお弁当,それに井川線のパンフを貰いました.


これがその切符.特製の切符でありまする.

で,8:55発の接阻峡温泉行きで移動開始.客車2両なのでけっこうな乗車率になりました.
そしたら奥泉で前日寸又峡温泉に泊まってきた別のツアー客も乗ってきて,井川線でまさかの満席・立席発生.この人達は奥大井湖上で下車していきました.

10:01,接阻峡温泉に到着.各自歩いて代行バスの乗り場である「資料館やまびこの駐車場へ向かいます.
参加者は地元紙の募集広告を見て応募してきたトレッキングを趣味とする年配者が多く,鉄ヲタはごく数名という感じでした.


これが代行バス.本家の列車よりよっぽど立派なんですけど...

ちなみに,このバスは毎日千頭から回送しているようです.列車の中から長島ダム駅付近で列車を抜いていくこのバスを見ましたので,たぶん間違いないかと.


列車と違ってわずか5分で閑蔵に着きました.
バスは駅前に入れないので,駅への上り坂を歩きます.(すぐですが)


変わらずタヌキの置物が出迎えます.


変わらぬ新聞輸送.代行バスで持ってきてもここに置くようです.


閑蔵駅にて参加者はみなヘルメットを渡されます.なんでも今回のツアーを実施するにあたり,運輸局からの条件として参加者全員のヘルメット着用が義務づけられたのだとか.
そんなわけで,大鉄だけでなく中部電力や国交省長島ダム事務所など,関係各所からかきあつめたヘルメットが配られました.

あと,大鉄社員の方から,線路を歩くときはマクラギが滑りやすいので真上に乗らない感じで歩く方が安全,というような話もありました.


大鉄社員の先導で,運転中止区間へ歩き出します.みなさん線路を歩くのは(当たり前ですが)非常に珍しい体験だ,などとおっしゃっておりました.
自分は珍しくも何ともないんですけどね...(藁)


路盤が狭いので,一列縦隊で線路中央を歩きます.


そのままトンネル内も歩きます.
今回のツアーでは,参加者に懐中電灯・ヘッドライト等の持参が求められておりました.で,みなさんトンネル内では足下を照らして歩いておられます.
懐中電灯で足下を照らさないでトンネルのアーチ部を照らして歩いたりしてる人は......およそ1名くらいでしたね.(苦笑)


橋マクラギの交換も行われているようです.写真は発生品.捨てるなら産廃処理しないと!


落石は.....来てるんだろうなぁ.


発生マクラギによる落石止め柵.


そして閑蔵を出発して30分弱で,今回のメインイベントの一つである関の沢橋りょうへ.


ここでは橋側歩道を歩くのですが,さらに安全帯を着けて歩くことになっておりまして,これも関係各所から集められた安全帯が配られました.
ただし,一度に全韻文の安全帯が無いので,先発隊・後発隊に分かれることになりまして,自分は後発隊となりました.みなさん,安全帯の扱いに四苦八苦されていましたね…

で,この待ち時間で数名でしゃべっていて,大鉄の方に「鉄道の方ですか?」と指摘されてしまいました.(あぁ図星)


ま,一人だけこんな着眼点で歩いていればバレるかもねぇ.....
(どうも歩き方でバレたようでしたが)

ちなみに,関の沢でしゃべり込んでいた面子が全員業界人っていう状況だもんなぁ.....


橋の上から撮ってみました.さすがに高さ103mといったところか.
歩いてて怖いとおっしゃっている方もちらほら見受けられました.

しかし安全帯を着けて1列で歩くので,自由に動きが取れません.たぶん安全帯がなければ自分は線路内に入ってマクラギ上を歩いたと思われ.


あの辺に撮影場所がある.....はず.


反対側に渡って振り返ってみる.
ちょうど橋りょう名が記載されてあってちょうどよかったかなと.


ちょっと支承を.桁全体といっしょにドブ漬けされてて綺麗ですね.
ペンキ塗るよりこのほうが正解だろうなぁ.


関の沢橋りょう起点方には分岐器があって,水力発電所の送水管への専用線が分岐してます.


こっちも歩いてみたかったなぁ.....


鋼製セントルで補強されたトンネルもありました.
しかしまぁ,素堀だったり吹き付けだったり,いろいろな覆工がありますなぁ...


さらに歩きます.みなさん的には構造物が何だとかは関係ないので,見晴らしのいいところでなければひたすら歩くだけです.


検知装置の設けられたところも多々ありました.まあ落石というか土石流というか,それ系の検知装置ですなぁ.


補強された土留擁壁.ズバッと割れてます.


中には波板で屋根をかけているトンネルも多々ありました.おそらく漏水よけだと思うのですが,アンカーの腐食とかは大丈夫ですかねぇ.....なんてライトで照らしながら歩いてると,中には取り替えられたアンカーもあったので,ちゃんと検査してるんだなぁと思った次第.


中々エグいかも.


そんなこんなで11:40くらいに尾盛駅に到着.


ここで昼食にしま~す,とのお言葉.
しかし尾盛駅でこれだけの人数を見るとは...... 「あり得ない光景ですね」とは大鉄社員の方の弁.(横でしゃべってた)


構内でめいめいにお弁当を広げます.みなさん同じお弁当.
飲み物は各自用意ってところが大鉄クオリティ?


こんな感じで施設を撮ったり,レール長さを歩測してたりしたら,大鉄の方に「22kgの10mレールですよ」なんて教えられてしまいました.
ここの他には黒部峡谷鉄道くらいでしか使われていないこと,だいたい年間150本くらいずつ交換されていることなどをお聞きしました.


食事後,周囲を散策.昔は使われていたであろう林業小屋.すでに廃屋となって久しく....


昼食後は尾盛駅構内で記念の植樹.ちなみに主催は長島ダム事務所でした.
しかしどこぞの会社がやる植樹式と違って,某大学の名誉教授の挨拶だとか社長や県知事の挨拶とかが無いのが良かったっす.(藁)

植えたのはサクラとドウダンツツジ.シカに食われなければいいんですが...

植樹を終えて,再び歩き出します.天候も懸念されるので予定よりちょっと早めのスタートになりました.


関の沢橋りょう以外では,橋側歩道がないので,線間の歩み板上を一列で歩きます.
こっちのほうがよっぽど危険度高いと思うのだが.


渡ったところで,土留擁壁の補強工事の現場でした.
今回の区間運休はこの工事を一気にやるためでして,列車を通しながらだと土留めにアンカーを打てないので,それなら運休して一気にやることになったそうです.
簡単に列車止めて工事できるのはいいなぁ,なんて思ったり.


この区間,林道(正式には町道ですが)が並行しています.この吊り橋は健全のようでした.


しかし次の箇所では歩み板の腐食もあって通れない状況になっていました.


トンネル覆工でコンクリートが打たれているところですが,アーチ天端に変状が結構多く,亀裂や空洞が散見されました.
ひょっとして逆巻きで施工された?

 
沿線には本当に石積擁壁が多いです.これらも順に補強していくのかな?


そんな感じで歩いてきて,いよいよ接阻峡温泉に到着.
いやぁ,貴重な機会でした.
14時すぎに到着しまして,15:01発の列車までは自由時間になりました.温泉に行った方もいらっしゃったようですが,大半は駅周辺で時間を潰していたようでした.

で,自分は線路に並行している林道を探索に行ってみたのですが....


入り口にこんなんが.
要するに立入禁止ってことなんだろうな,と.

でも100mくらいだけ奥に入ってみました.


ちょっと一人で行くのはイヤだなぁ....というわけで.(苦笑)



その後,集落を散策.接阻大橋から周囲を見渡してみました.
相変わらずのんびりしたところです.

しかし,上の写真を撮っていて,旧道の方に黄色いバックホウがいるのが目に付きまして,望遠レンズで覗いてみたのですが.....


あらー.
しばらく関の沢の撮影地には行けそうも無いぞっと.

その後15:01発の列車で千頭まで戻りました.
さすがに疲れてうつらうつらしてました.

千頭で解散となり,雨も降り出していましたので,さっさと退散.相良牧之原ICから高速に乗り,富士川SAで食事したり途中で若干渋滞に引っかかりつつも21:00には浦和まで戻ってこれました.

いやー,満喫満喫.

投稿者 とざわ : 23:15 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月12日

移動日

今日は単なる移動日.
明日,ちょっと早めにある場所へ集合するので,前日に静岡入りしたわけです.

昼食後に出発,東京ICに入るまで結構な時間を要しましたが,その後はスムーズな流れ.


途中,富士川サービスエリアにて.頭を雲の上に出し~♪
しかし,NEXCO中日本のポスターにでも出てきそうな写真だな,こりゃ.

で,藤枝駅前のホテルにチェックイン.
あの,品川台町に住んでる針医者の生家はどの辺にあったんでしょうか…(笑)


藤枝駅1番線にある危険品庫.珍しいフランドル積みのレンガ建築であります.
しかし1番線は朝の待避列車しか入らないわけで,夜はホームにすら入れてもらえません...(泣)

投稿者 とざわ : 22:26 | コメント (0) | トラックバック

2009年12月04日

尾盛

さすがは秘境駅.

参考

投稿者 とざわ : 20:10 | コメント (1) | トラックバック

2009年12月02日

ところで

関係者は今週の「週刊ダイヤモンド」(12月5日号)に目を通されることをおすすめする.

投稿者 とざわ : 21:55 | コメント (0) | トラックバック

これはちょっと…

舐めたことやってんじゃねえよ…

投稿者 とざわ : 21:43 | コメント (0) | トラックバック