2015年03月01日

三省堂書店新宿店閉店


午前中,小田急百貨店10Fへ行ってみてびっくり.
昨日で閉店していたとは…

中学に入って電車通学するようになって,小田急線で通っていたから,けっこうここで本を買うことが多かった.あの頃はもちろんケータイやスマホなんか無いし,もっぱら電車の中では寝ない限りは本を読んでいることが多かった.それに,何だかんだで参考書とかも必要だったし.

で,新宿の三省堂は小田急新宿駅の真上にあって,それなりに書籍の在庫も豊富で,使い勝手良かったんですよね.もちろんネット通販などありもしないあのころ,ここで本を探して無かったら東口側へ行って紀伊國屋にあたってみるというのがおきまりのパターンでした.

最近は新宿で本屋というと,紀伊國屋かブックファーストが大規模店で,それらに比べるとここの三省堂は規模で劣ったんですが,なんかこうせかせかしてない雰囲気は好きだったんですがねぇ…

大型書店でもやっぱ減ってっちゃうのかな?

投稿者 とざわ : 13:19 | コメント (0) | トラックバック

2013年06月30日

本の発掘

父親がいろいろと片付けてて,本棚のいちばんすみっこの本の裏側から発掘された本.

いやぁ… どこにしまい込んだかとずーっと探しててもう諦めてたものが出てきた!

昭和59年と昭和61年の京王の時刻表です.懐かしすぎ.

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2011年09月23日

RM LIBRARY 146 京王5000系

やっと購入できました.
9月20日に発売となり,20日・22日とも新宿界隈の書店で発見できず(21日は台風対応で帰宅してない),本日ようやく手にすることができました.購入した場所は結局の所,書泉グランデだったりします.

コンパクトにまとめられていて,ファンとしては嬉しい限り.初めて目にする写真もあり,やはり多くの方が記録していた名車なんだなぁと感じ入った次第であります.

著者:鈴木洋氏
ISBN:978-4-7770-5316-2
定価:1260円(税込)

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2011年04月17日

新幹線をゆく

新幹線を題材にしたMOOKが出ました.
まあ似たような手合いの物は最近乱立しているわけですが,これは「世界一の鉄道に“土木技術”から迫る」という企画の着眼点が面白いなと思い,書店で見かけて購入しました.

購入しました,が・・・・・

執筆陣弱すぎ.既存資料の斜め読みとつぎはぎで書いてる感ありありよね.そして監修というか推敲というか,チェック入ってないのミエミエ.

専門書じゃないって言ってしまえばそれまでだが.

新幹線をゆく
ISBN978-4-86320-440-9
イカロス出版 2011年5月15日発行

投稿者 とざわ : 21:49 | コメント (0) | トラックバック

2010年10月25日

2112年 JRグループ解体 か?

ひさびさに読書のことなんぞ.
先日,朝日新聞の書評欄でその存在を知って,本日買ってきたのですが,なかなか鋭い視点で世の中のことを書いています.ちょっとIT系に傾倒しすぎかなというキライはありますが… 早い話,タケコプターなんかが実現されたら世の中どう変わるかって視点から,経済を述べているわけですね.

とはいえ,個人的にどこでもドアの開発は己の死活問題にかかわるわけで,ぜひやめてもらいたい.(笑)

書名:もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら
    =タケコプターで読み解く経済入門=
著者:藤野英人
出版:阪急コミュニケーションズ
ISBN-10: 448410220X
ISBN-13: 978-4484102207

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2009年12月26日

JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳

これは! と思い買ってみました.
ちょっと“業務資料”には厳しいかもですが,趣味として眺めるなら上出来ではないでしょうか.
特に,首都圏あたりはGoogle Mapとの違いが見いだしにくいですが,第2巻以降の「田舎」になれば現状では解像度が違うはずですし.
なんか全巻買え揃えちゃいそう.(汗)

ちなみにこのvol.1 東京支社管内編ですが,10ページに間違いがあります.

監修:今尾恵介
定価:(税込)1,260円
発売日:2009年12月18日
発行:学研パブリッシング
ISBN978-4-05-605762-1

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2009年10月22日

月刊 土木施工

本日発売.

敢えて言う.
内容が薄すぎる.
間違いが多すぎる.
文章が練れていない.

執筆陣の問題なのか,制作陣の問題なのか… と,第三者的に批判するのは楽しいケド.

投稿者 とざわ : 23:20 | コメント (0) | トラックバック

2009年06月27日

首都圏JR15路線301駅ロケガイド

あぁ,ついにこんな本が出てしまったか,というのが正直なところ.

内容は,早い話が駅撮り限定の撮影地ガイドですな.
ここで撮ったら光線はどうか,障害物はあるのか.....など.さすがに駅撮り限定だけに,現地までの道案内をするようなことはしてないです.

しかし,駅撮り限定のガイド本に1800円支払う気はちょっとしないなぁ.

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2007年09月23日

前田建設ファンタジー営業部NEO

珍しく土木書(たぶん土木書ではないかと思う…)について書きます.

前田建設工業株式会社のwebサイト上で,土木技術のエッセンスやゼネコン業務の内容をわかりやすく発信する目的で公開されているファンタジー営業部のプロジェクト第2弾,メガロポリス中央ステーション銀河超特急999号発着用高架橋の設計・積算をする内容であります.第1弾のマジンガーZ格納庫も単行本化されていて,当然購入済みのワタクシですが,今回も大まじめに無駄な検討を(しかも現存の技術を駆使して)しているところがすばらしいです.社内の技術陣だけでなく,社外にも技術検討を持ちかけるなど,これは企業の広報活動をちょっと超えてますよね,と思うわけで,こういう仕事なら広報という仕事もやっていいかなとか思います.
(実際には企業の広報活動というより社員のサークル活動に近いものがあるようですが…)

とはいえ,本当にまじめに技術の議論をした内容でして,こういうのをテキストにして大学の土木教育の初歩をやったら,もうすこし面白いのかもなぁ,なんて自分の学生時代の講義を思い浮かべながらいまこのエントリを書いてます.しかも今回の対象構造物は鉄道構造物だから,鉄道土木屋のワタクシとしてはなおのこと面白く真剣に読ませていただいております.

しかし,用地代抜きにしても37億円かぁ… 案外安い!

書名:前田建設ファンタジー営業部NEO
著者:前田建設工業株式会社
出版:幻冬舎
定価:1300円+税65円
ISBN:978-4-344-01349-0

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2007年07月29日

RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線

本を買ってきました.
何を偉そうなという感じですが,ネコ・パブリッシングが出版しているRMライブラリーの最新刊,「大井川鐵道井川線」であります.まあ,ワタクシもほぼ1回/年程度での大井川詣ではいちおう続いていたり,学生時代に同線をテーマにした鉄研の会報作成に携わったりもしたことから,思い入れのある路線の一つということで購入.
とはいえ,さすがに同社の元副社長(白井昭氏)をはじめとする,ベテラン趣味人(?)の文章と所蔵写真が活用され,我々の作った会報とは(当たり前に過ぎることですが)ディープさが違います.鉄道趣味(特に写真)は継続することが効いてくる… ということが痛感できます.井川線が今の姿になるまでの変遷がよくまとめられて,当時の写真と相まって資料性の高いブックレットに仕上がっていると思います.このあたりはRMライブラリーの真骨頂といえるのかな.

毎回あわただしい井川線詣でになるのが常なのですが,たまにはこうしたブックレットを片手に沿線をのんびり巡るなんていうのが,正しい(?)“井川線詣で”なのかも・・・・・

書名:RM LIBRARY 96 大井川鐵道井川線
著者:白井昭
発行:(株)ネコ・パブリッシング
定価:1000円+税
ISBN978-4-7770-5204-2
2007年8月1日初版

投稿者 とざわ : 23:38 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月30日

瑶泉院 忠臣蔵の首謀者・浅野阿久利

たまには最近読んだ本の感想でも.

瑶泉院といえば,もちろん忠臣蔵でおなじみの,浅野内匠頭の正室だった人なんですが,この小説は赤穂47士の一挙が,実は瑶泉院を真の首謀者だとする解釈で書かれた物です.
まあ,読んでいて面白かったです.いわゆる「ご存じ忠臣蔵」的ストーリーに対して表面的出来事は同じようになぞりつつ,その裏側・真相はこうだった,という解釈が随所にちりばめられています.確かに,巷間言われる“忠臣蔵”の中身って,事柄を連続させると明らかにおかしい部分や,いくら江戸時代でも周囲の環境に何も配慮しない訳無いでしょう,という部分が沢山ありますからね.

ただ,この本は初めて“忠臣蔵もの”に接する方にはあまりおすすめできないです.上記の通り,巷間言われる通説に対する反論や考察の部分が長く,それらを理解していないとこの部分の説明が絶対に面白く感じられないし,逆に冗長な小説という感想しか持てないような気がするからです.

とはいえ,年の瀬に読むにはうってつけのネタですわな.正月2日のテレ東の正月時代劇の原作でもあるし.

著:湯川裕光
出版:新潮文庫
価格:900円(税込)
ISBN:4-10-130351-7

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2006年08月05日

撮影地ガイド誌

交通新聞社から,鉄道ダイヤ情報の別冊という形で,久々に撮影地ガイドが出版されました.

鉄道ダイヤ情報 PREMIUM JR特急撮影ガイド126

んなわけで,本屋でみつけたので買ってみました.
作例は本編,撮影地ガイドマップは持ち歩きやすいよう別冊になっている点など本の構成は評価できるのですが,肝心の作例写真がひどい! 大半がデジタル撮影によるものと思われるのですが,撮影時のjpeg画像をそのまま転用しているのか,色味が非常に悪いのが多いです.また,構図やアングルも「これがプロの撮影?」と思わされるようなものが多数あり,普通の編成写真でもシャッターを切るのが少し早かったんじゃないの? と思えるようなカットも少なからずありました.さらに,企画が遅くて製作期間が短かったのでしょうか,この手のガイド本としては異様なほど,曇りなどの悪天候時の写真が多いというイメージを受けました.
そして何より,いままで散々紹介され尽くしてきているポイントのガイドが殆どで,新たなポイントがいくつも無いんだよなぁ・・・・・

これで1980円は高いのではないかと.

投稿者 とざわ : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月11日

時代屋

“時代屋”なる本屋が出来ていた.

 ホームページ

まあ,時代屋という店だとか組織ってのはけっこういろいろあるもんでして,青森には時代屋って名の居酒屋があったし,そういやエロゲーのメーカーもあったような気がする.

で,昨日開店した時代屋.「歴史時代書房」を名乗るだけあり,時代小説やら歴史物の書籍・DVD・グッズ等がたくさんありました.
おまけに店長が「女将」でバイトが「丁稚」らしい・・・

とりあえず,時代物好きにはなかなか楽しめる店になっています.中には「茶屋」もあったし.

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2005年07月23日

渡世人伊三郎

先週,本屋で購入した文庫.著者は黒崎裕一郎で,内容はといえば“楊枝をくわえていない木枯し紋次郎”そのまんまです.小説の書き出しからして笹沢佐保の文体を真似ている感じ.相違点は主人公が「あっしには関わりのねぇことで…」というセリフを口にしないことと,長脇差が黒鞘というところ,それに主人公の生い立ちが比較的裕福な農家の次男坊という点くらいかな.
まあ,小説としては手堅くまとまった作品であります.

で,この黒崎裕一郎,ほかに著書として「闇の殺し人」のシリーズなんてのもあります.主人公が南町奉行所の昼行灯な同心で,裏では金で殺しを請け負う凄腕の殺し屋という,朝日放送系で放送されていた必殺シリーズを地でいく設定.ただ,この小説の主人公“仙波直次郎”が,必殺の主人公“中村主水”と違う点は,お淑やかで美人で病弱な奥方を持っていることと,長身の男前で女性にもてるという点ですな.こればっかりは馬面の“ムコ殿”とは違う訳で.(藁)

しかーしこの黒崎裕一郎,小説を書く前は脚本家で必殺シリーズや木枯し紋次郎の脚本を書いていたと言うし,本名が中村勝行で兄の名は敦夫らしいし… 何だかなぁ,パクリものばっかりかよ.しかし,いくらパクリでも火盗改メには手を出せまい.

投稿者 とざわ : 12:00 | コメント (0)

2005年07月18日

男の作法

昨日,台東区生涯学習センター内の“池波正太郎記念文庫”を訪れたことは,すでに【旧】の日々雑感にも書いたところですが,その影響を受けたというか何というか,今日は書店で標題の文庫本を買い求めました.
これは小説ではなくてインタビュー集兼エッセイという感じの本ですが,出てくる文章を見ていると,「なるほどなぁ…」と思わされることが多いです.というか,ここに書いてあること全部実践できたら,かっこよすぎ.

まあ,いろいろなことについて池波氏の鋭い感覚で述べられているわけですけども,食べ物に関しても,実に鋭い言及が.

(1)たまにはうんといい肉でぜいたくなことやってみないと,本当のすきやきのおいしさとか,肉のうま味というのが味わえない.

(2)てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って,親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ.

(3)おこうこぐらいで酒飲んでね,焼き上がりをゆっくり待つのがうまいわけですよ,うなぎが.

(4)コップに三分の一くらい注いで,飲んじゃ入れ,飲んじゃ入れして飲むのが,ビールの本当にうまい飲み方なんですよ.

これらみんな,主眼は全て「どうやったらその料理を一番美味しく食べられるか」なんですよね.

投稿者 とざわ : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月11日

八甲田山死の彷徨

部下社員(高卒新入社員)に与えられた課題に,標題の本を読んで読書感想文を提出せよという内容のものが出され,部下に読ませなければならないことから,自分も改めて本を買って読んだ次第.以前,高倉健・北大路欣也主演の映画「八甲田山」は見たことがあったが,原作本はしっかり読んだことがなかったので,ちょうど良い機会になった.
内容的には,雪中行軍を事実上命じられた青森第5聯隊と弘前第31聯隊について,様々な角度から対比させることで,その行軍の成否までを克明に記している.部隊を少数精鋭に絞り,各隊員それぞれに個別の課題を与えた上で,自分がすべての責任者となり指揮した弘前31聯隊の徳島大尉(史実では福島大尉)と,部隊編成の長であるとしながらもその上司を部隊外の随行とされ,準備期間も極めて短く,冗長に大きな部隊で行軍を行うこととなった青森第5聯隊の神田大尉(史実では神成大尉)との比較は,おそらく様々な企業や職業訓練などにおける研修教材として,格好の材料となっている.落としどころとしては,権限の委譲と責任の遂行,そして危機管理体制の構築にあるのだが,そこへ向けて様々なアプローチの仕方がとれるところに,この小説(限りなく史実に近い小説)の奥深さがあるように思う.
ただ,現在のとざわ自身が抱えるこの小説に対する課題として,読書感想文という課題を与えられた高卒新入社員に,この小説をどう読み切らせるか,そして読んだ上で読書感想文を書かせるかという課題がある.これが非常に難しいもので… 時代背景や文章中の語句,それに行軍をすることの目的など,どれだけ理解できるのか甚だ不安.というのも,はじめにこの課題が出されたとき,当の本人から質問された内容が,「(書名をさして)これってどういう言葉ですか?」であり,具体的に文節を切って「(八甲田山)+(死の)+(彷徨)」ってことだと教えてやると,次に出てきた質問が「八甲田山って,何ですか? どっかの山ですか?」と言われる始末.そこで,青森の山であることを教えてやったのだが,やっぱ八甲田トンネルの担当をしていたものとしては寂しい気が.そして,予測通り「彷徨ってどういう意味ですか?」と来たので,「少しは国語辞典を調べるとか,自分で努力しなさい」と突き放したのであった.
そして,そのようなやりとりから約1ヶ月後,「おい,本は買ったのか?」と聞いたら,「買いました」との返事があり,とりあえず安心.しかし「どこまで読んだ?」の質問には,元気よく「3ページです!」との返事が…

  【参考】
 ●八甲田山死の彷徨(著・新田次郎)
 ●新潮文庫(に-2-14) 514円(税込)
 ●ISBN 4-10-112214-8

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2005年01月05日

土木施工1月号

書店にて,

 特集:地震対策はどこまできたか -阪神大震災から10年-

と表紙に書かれているのを見て,購入.まだ少ししか読んでいませんが,昨年10月に新潟県中越地震もあったことだし,自分としては一昨年の三陸南地震とその後の経験もまだ新しいわけで,地震に対する知見を深めておきたいと思います.そんななかでいま思っていることは,震災を防ぐという発想とともに,震災を小さく抑える,あるいは長引かせない対策が,今後はより一層重要になっていくものということです.

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